評価と聞くと通知表に記載する評定のイメージが強いですよね。
これは総括的評価と呼ばれる部分です。
でも形成的評価こそが、一番大切な評価だと私は考えています。
令和4年度より、高等学校でも観点別評価が導入されました。
しかし、評価への考え方は「評価=評定=テストの点数」という認識がまだまだ根強いのも事実です。
このようなある時点での評価だけではなく、継続的に生徒の学びの変化を評価していくことこそが本来の教育活動です。
特に「思考力・判断力・表現力等」や「主体的に学習に取り組む態度」については、点数化よりも日々の生徒の学びの質を見取ることに着目することが大切です。
今回は授業内で取り入れたい形成的評価について紹介しますので、ぜひ目を通してみてください。
- 生徒の資質・能力を向上させるために、授業をよりよく改善したいと考えている先生方
- 形成的評価についての具体的な取り組みを知りたい先生方
高校教員として、数学を10年以上教えています。
内容をただ教え込むのではなく、「数学の学び方を教える」をモットーに授業を実施しています。
生徒が主体的かつ協働的に学ぶ授業スタイルを目指しています。
授業開きには生徒にルーブリックを示し評価方法を共有することで、生徒は目指すべき状態を把握しながら学習に取り組んでいます。
目次
教育評価の3つの分類
前提として、教育評価の3つの分類をおさらいしておきましょう。
診断的評価・形成的評価・総括的評価の3つですね。
診断的評価 | 形成的評価 | 総括的評価 |
教師が学習指導を行う前に実施する評価のこと。 指導を開始する時点で学習者がどのくらいの学力を有しているかを判断する。 | 学習指導の過程において実施する評価のこと。 これまでの指導内容の結果、学習者にどのくらい学習の成果が見られるかを判断する。 | 学習指導の終了時において実施する評価のこと。 学習者の最終的な学習到達度を判断する。 |
入学時の業者テスト 習熟度分けテスト など | 単元テスト 振り返りシート レポート等の学習成果物 など | 評定 観点別評価 教師からのコメント など |
3つの評価については、こちらの記事でも紹介しています。
参考にどうぞ。
形成的評価は疎かにされている
3つの評価について確認したところで、ここからは形成的評価に焦点を当てて見ていきましょう!
意図しなければ、評価は総括的評価に偏る
評価と聞くと、一番連想されるのが総括的評価です。
学期末には必ず評定を付けるでしょうから、総括的評価は職務上必ず行われます。
テストの点数や提出物などによって、生徒に評価をするわけです。
一方、診断的評価や形成的評価は、行うも行わないも教員の自由です。
診断的評価については、入学後に業者の試験を行ったり、習熟度クラスを作るためテストを行ったりと、年間計画が組まれている学校もあるかもしれません。
しかし、各単元の冒頭で関連する知識を確認するような診断的評価を行っている先生は少ないのではないでしょうか。
さらに日々の授業の成果を見取り、生徒への支援をしたり授業の改善を図ったりする形成的評価を行っている先生も少ないでしょう。
これは、「評価=評定という認識」や「評価は生徒に点数をつけるものという感覚」が強いからです。
特に高校現場では、このような傾向が強いです。
とりあえず授業をしていれば、1年間を終えることができてしまいますからね。
形成的評価は、意識して行わないといけないのです。
なぜ形成的評価が必要か
生徒に学習到達度を伝える、保護者や進学先に客観的な数値として評価を示すなど、総括的評価も必要な評価ではあります。
しかし形成的評価こそが、教育活動の中で一番重要であると考えています。
形成的評価では、教科指導によって生徒がどのように変化したかを評価します。
つまり、学習到達度や思考の変化を見取っていくことに他ならないからです。
職員室に以下のような教員はいませんか?
- 一方的に授業をする。
- テストをしたら生徒の点数が悪い。
- 「あいつは全然勉強してない」とか「センスがない」とか生徒のせいにする。
これ、教師としては最悪ですよね。
でも、このような教員は少なくありません。
診断的評価や総括的評価は、その時点の一点を評価するものです。
つまりある時点で、生徒が一定のラインに到達しているかどうかを評価しています。
もちろん生徒の状況を把握したり、学習の到達度を示したりするためには必要です。
しかし、そこから反省をせず、自分の授業力を棚に上げて生徒を批判するのは筋が違います。
形成的評価は一点でなく、継続的に生徒の変化を見取るものです。
- 生徒の学習状況や理解度を見取りながら教師が授業を改善する。
- 次回以降の授業で生徒に適切な支援をする。
- 授業改善や支援によって、生徒がより良い方向へ進んでいく。
これこそが教育の本質であり、評価の目的のはずです。
やらなくても職務上怒られない、でも一番重要な評価が形成的評価なのです。
形成的評価を行うために診断的評価を行う
意図的に行おうとしなければ、なかなか行わないのが診断的評価と形成的評価でした。
形成的評価を充実させるためには、診断的評価とセットで行うことが大切です。
形成的評価は、生徒の変化を見とるものです。
スタートが分からなければ、教育活動によって生徒の資質・能力どのように変化したのかがわかりません。
また、適切な支援の方法も見出せないでしょう。
ですから簡単でよいので、診断的評価も合わせて行っておくことが重要なのです。
具体的には、どのように診断的評価をしたらよいのでしょう。
数学の授業を例に、私の取り組みを紹介します。
診断的評価と聞くと、レディネスチェックのためのミニテストを行うイメージがあるかもしれません。
もちろんテストを行うことは、生徒一人ひとりのレディネスを把握する上では効果的です。
しかし、単元ごとに作成するのは業務量として大変ですし、テストは増えれば増えるほど生徒への負担が増えます。
例えば、数学Iの『2次関数』の授業を考えてみます。
Googleフォームを使って、「関数と聞いて思いつくことを出来るだけ沢山書いて」と指示します。
数学Iの『2次関数』に直結している単元は、中学校3年生の『\(y=ax^2\)のグラフ』です。
しかし2次関数を学習するためには、1次関数や比例・反比例、座標平面、関数の定義など、多くの既習事項が関連してきます。
思いつくことを沢山書かせることで、クラス全体の知識量を簡単に見ることができます。
私は基本的に協働学習を中心に授業を行いますので、クラス全体のレディネスが把握できればよいと思っています。
またゲーム感覚なので、テストをしている意識も持ちにくいです。
googleフォームであれば後から個別に生徒の知識量も見れますし、全員から集めたものを表示することで前提の共有も行うことができます。
予習前提の発展クラスなどであれば、これから行う単元のキーワードを出させて、既にどのくらい知識が入っているのかを見るのもよいでしょう。
診断的評価は、授業者が生徒の実態を把握し効果的な授業を行うために、材料の一部くらいとして活用すればよいのです。
形成的評価を授業に取り入れよう
診断的評価のイメージは持てました!
本題の形成的評価はどのように行うのがよいでしょうか。
ではまず、形成的評価の2つの役割を最初に確認しておきましょう!
形成的評価の役割
形成的評価には、2つの役割があります。
それは「生徒の学習到達度を確認すること」と「教師が授業改善を行うこと」です。
これらはセットですが、それぞれの立場から見ていきましょう。
生徒の学習到達度を確認する
私たちは毎時間、ねらいを持って授業を行なっています。
しかし、ねらいを持って授業を行なっても、そのねらいが達成されたかを評価しなければ意味がありません。
多くは単元終わり、または定期試験になって初めてねらいが達成されていたかを確認しているのです。
これでは、ねらいが達成されていなかったときの追加支援が遅れます。
ですから授業ごとに、生徒が授業内容を理解できたかどうかを確認することが重要なのです。
教師が授業改善を行う
生徒の理解度や学びの様子がわかると、教師は次の授業に修正を加えることができます。
- 一方的な説明が多く、考えさせる時間が少なかっただろうか
- グループ学習の方が効果的だっただろうか
- 逆に個人の思考の時間をもっと取った方がよかったか
など、自身の授業を振り返ることも形成的評価の重要な点です。
あらかじめ計画した授業をこなすだけでは、よい授業にはなりません。
生徒の反応や様子、理解度を汲み取りながら柔軟に授業を進めていくことが大切です。
教科担任制の中高であれば、複数クラスを持つことも多いですから、別のクラスの授業にも反省を活かせます。
このように形成的評価は、教師が授業を評価し改善していくための評価でもあるのです。
形成的評価の具体例
授業内での形成的評価って重要なんですね。
では実際に授業内で取り組める方法として、生徒の観察以外に何か手段はあるのでしょうか。
やはり振り返りとフィードバックです。
最近は高校でも行なっている先生が増えてきましたね。
- 振り返りシートを取り入れる
- ポートフォリオを作る
- 回収物にはフィードバックを行う
振り返りを取り入れる
一番のオススメは、振り返りを行うことです。
手軽で、正しく活用できれば高い効果も期待できます。
授業終わりに振り返りの時間はとっていますか?
問題を解説しているときにチャイムが鳴って、「あとはやっておくように。」なんて授業になっていないでしょうか。
「50分の授業で、教科書の内容を進めるのがやっとだよ。」
「振り返りの時間なんて取れないよ。」
という先生は多いと思います。
無理に1ページ、1問を進めるより、授業の終わりに5分間の振り返りの時間を取る方が学力の定着としても効果的です。
無理に進めて全体が定着しないよりも、振り返りをしてメタ認知を働かせることで、本時の内容の定着に結びつけた方がよいのです。
そして、その振り返りの記述こそが形成的評価に使えます。
- ねらいを達成できたかの記述がある。
- 「授業で学んだこと」「どこが上手くいかなかったのか」「家庭学習でやるべきこと」などメタ認知要素が含まれている。
- 授業内で得た学習方略などが書けている。
- 「集中してできた」などのただの感想になっていない。
上記のようなポイントが押さえられていると、形成的評価を行う材料が得られるでしょう。
ポートフォリオを作る
ポートフォリオって、作品集のことですよね?
元々はそのような意味でした。
教育活動におけるポートフォリオとは、学習活動や教育活動の評価に着目しているものです。
- 生徒の学習成果物や活動の記録、自己評価、教師の指導と評価の記録などを蓄積したもの。
- それらを取捨選択し、系統的に整理したもの。
- ポートフォリオを評価に活用することをポートフォリオ評価という。
つまり、ポートフォリオとは単にプリントをファイルに綴じたものではありません。
教師の評価基準やねらいに応じて、系統的に成果物をまとめたものであり、そこに自己評価や教師からの評価も含むことで学習活動や教育活動が見えるようにしたものです。
このようにポートフォリオは、教師からのフィードバックも前提としています。
つまりポートフォリオを作成すること自体が、生徒が学習を見直すことや教師が生徒の学習状況を把握することにつながるため、形成的評価そのものとなるのです。
でもポートフォリオって大変そう…。
確かに、「評価基準を明確にする」「ルーブリックを作成する」「パフォーマンス課題を設定する」など効果的なポートフォリオ評価を実施するためには、準備が必要です。
教科によっては難しそうだし、時間的な難しさもありますよね。
そのような場合は、比較的導入しやすいOPPAをオススメします。
OPPAとは、One Page portfolio Assessment の略で、一枚の紙でポートフォリオ評価を行う手法のことです。
山梨大学の名誉教授、堀哲夫先生(research map)が考案された方法です。
- 単元の頭と終わりに学習を貫く本質的な問いをする。
- 毎時間ごとに振り返りとして一番大切なことを書く。
- 最後に全体を通して自己評価をする。
一枚の紙でこれらを行うので、振り返りシートと同様の手軽さで行えることが魅力です。
一枚の紙を通して、
- 生徒の持つ素朴概念が学習前と学習後でどのように変化したか
- 授業ごとに本時の大切なことを書かせることで、教師の意図した授業とズレはないか
- 生徒が学習目標を到達することができたか
などを確認することができます。
また、ここでの詳細は省きますが、生徒のメタ認知、自ら学ぶ力、学習履歴を残すなど、その他の効果も期待されています。
詳しくは最後に参考文献を載せてますので、参考にしてください。
フィードバックを行う
3つ目はフィードバックを行うことです。
生徒に声かけをしたり、コメントを返したりするってことですね。
生徒へのフィードバックって意識的に行なっていますか?
授業内に全員に声かけをすることは、なかなか難しいものです。
意図的に全員へのフィードバックを行うには、提出物へのコメントが有効でしょう。
- 提出物はいつ出したかをチェックして成績に入れるだけ
- テストはやらせっぱなしで、点数を成績に反映させるだけ
よくある風景ですが、これはとてももったいないことです。
やらせっぱなしの課題やテストを形成的評価に活用することで、生徒の学力向上にもつながります。
- 自学ノートのチェックで、問題の選び方や記述の書き方を評価する
- 自分なりに工夫をした学習方略などがあれば褒める
- レポートであれば、生徒の考えに対して改善点や良い点を記入する
- 返却時に一言つける
- ◯や✖️、部分点だけでなく、どう記述すべきかを加える
- 返却してお終いにせず、振り返る時間を取る
一例ですが、このようなフィードバックが考えられます。
このように生徒の学びを一方通行にせず、生徒と教師の双方向のやり取りが行われることで生徒の学びに変化が現れます。
自身の学びやコメントに対して、先生が声かけやコメントをくれる。
その評価に期待を膨らませて、次の学習へのモチベーションが上がる。
これこそが本来の評価ではないでしょうか。
振り返りやポートフォリオが形成的評価に活用できること。
提出物やテストにコメントを入れば、形成的評価になること。
よくわかりました!
形成的評価と総括的評価の境目を区別する
テストや提出物は最終的に成績に入れます。
形成的評価を行い、それらの成果物を総括的評価(成績)に入れるのって大変ではないですか?
とても大事な視点ですね。
形成的評価に使用した成果物を全て成績に入れる必要はありません。
形成的評価を行おうと思うと、振り返りシートやポートフォリオ、レポート、単元テストなど、さまざまな評価材料が集まります。
これらすべてを成績に反映させていては、時間も労力も大変です。
形成的評価はあくまで生徒の学習成果の向上ために行うものであり、成績をつけるためのものではありません。
ですから、予め成績に入れる成果物と成績に入れない成果物をしっかり区別しておくことが大切です。
そして、そのことを生徒にも明確に伝えておくことが重要です。
特に振り返りシートは、提出が目的となると教師が臨む答えを書いてくるので意味がありません。
振り返りシートは、自身の学びを振り返り、次の学習につなげるためのものです。
(OPPAを開発した堀先生も、OPPを成績に使うことには否定的な立場を取られています)
またテスト系は、成績に入れたくなってしまう傾向があります。
豆テストなどは生徒の力を測るのによく利用されますが、成績に入れない方がよいでしょう。
一夜漬けなど、効果の低い学習につながる可能性が高いからです。
学習内容の定着を図るための繰り返しテストに関して、結果を平均して成績の一部に入れるのもイマイチです。
形成的評価は生徒の変化を見るものですから、最初と最後の結果を平均化することにあまり意味はありません。
- 振り返り
- 形成的評価が目的のテスト
- 自学ノート
例えば、私は問題集を解いた自学ノートは一切成績に入れません。
自学ノートの提出は、生徒の家庭学習へのフィードバックに使うからです。
これは生徒にも伝えているので、試験のタイミングなど一応の提出目安は決めますが、生徒は自分のタイミングで出してきます。
もちろんフィードバックがいらない生徒は提出しません。
ですから、提出した方がお得と思わせるフィードバックを心がけています。
あくまで試験で成果を出すための自学ノートなわけです。
また、成績に入れない単元テストもよいですね。
単元ごとのテストを形成的評価として利用し、授業改善や生徒へのフィードバックに用います。
期末テストや実力テストが本番であり、こちらは成績に入れます。
単元テストは、生徒にとって練習であり、教師にとっては形成的評価のツールなのです。
こちらの方が生徒の力になると考えています。
一方レポートなどは成績に入れるための課題として出すこともあります。
これらは、単元末や学期末など総括的評価に用いるものを明確にしておきます。
そうすることで、成績をつける時期に慌てて何を成績に入れるかを考える必要がありません。
- 形成的評価を目的とするものは、基本的に成績に入れない方がよい
- 総括的評価に用いるものを長い期間で捉え、形成的評価として利用するのはよい
- 形成的評価に利用するものも、総括的評価として相応しい課題であれば事前に決めた上で活用すると効果的
あらかじめ総括的評価に用いるものを決めてこくこと。
そして、それを生徒と共有することが大切なのですね。
評価は、する側とされる側の認識が一致してこそ効果があります。
間違っても勉強させるための脅しとして「成績に入れる」なんて言ってはいけないのです。
まとめ:形成的評価を行って、より良い授業にしよう
本記事では、「形成的評価を充実させて、より良い授業を目指す」ことをテーマに話を進めてきました。
成績をつけるための総括的評価は必ず行われますが、診断的評価や形成的評価は意図しなければ行われることが少ない評価です。
しかし、生徒の学習状況や理解度を把握し、教師が授業を改善していくための形成的評価こそが、教育の本質です。
形成的評価の具体例として以下のものを紹介しました。
- 振り返りシートを取り入れる
- ポートフォリオを作る
- 回収物にはフィードバックを行う
振り返りの記述は、生徒の学習成果を見取るとてもよい手立てです。
ただし、ただの感想となってしまわないように、書かせる内容には注意や適切な指導が必要です。
ポートフォリオでは、その作成自体が生徒にとって学習を見直すことや教師が生徒の学習状況を把握することにつながります。
綿密な計画や準備が必要である本格的なポートフォリオを実施するにはハードルが高いという先生には、OPPAがオススメです。
- 単元の頭と終わりに学習を貫く本質的な問いをする。
- 毎時間ごとに振り返りとして一番大切なことを書く。
- 最後に全体を通して自己評価をする。
フィードバックでは、テストや回収物にコメントをつけることで、生徒と教師の双方向でのやり取りが実現します。
これにより、生徒の学習へのモチベーションが上がり、学びに向かう姿勢に変化が現れるでしょう。
一方このような形成的評価は、やればやるほど業務量が増え、時間的に難しい部分もあります。
そのため、どの成果物を総括的評価に入れるのかをあらかじめ考えておくことが重要です。
生徒の状況を簡単に把握するくらいであれば、日々の振り返りシートなどはさっと目を通すだけでもよいかもしれません。
そして単元終わりのレポートはフィードバックを行うなど、それぞれの成果物にメリハリをつけて評価を行うとよいですね。
その際には、生徒にも課題の趣旨や成績について説明をし、評価者と被評価者が共通の認識とビジョンを持って学習活動に取り組めることが理想です。
先生方の業務量に合わせて、少しずつ形成的評価を取り入れてみてください。
形成的評価を意識すると生徒の学びに向かう目が変わります。
テストや成績だけの評価だと、どうしても生徒は勉強のやらされ感があります。
生徒を励ます評価によって、主体的な学びが広がることを願っています。
- 西岡加名恵(2003).教科と総合に活かすポートフォリオ評価法〜新たな評価基準の創出に向けて〜 図書文化社
- 堀哲夫(2019).新訂 一枚ポートフォリオ評価 OPPA 一枚の用紙の可能性 東洋館間出版社
形成的評価って聞いたことはあるけど、イマイチできている気がしません。
授業中に生徒の様子を見て、「理解しているかなぁ」って考えながら授業を進めてはいますが…。